ウラオモテノート

理系大学院生

雨降る朝の意地悪

雨の朝。朝6:30,いつもならご飯が炊ける時間。

昨日の夜のうちに作ったカレーを温めて,

ご飯はまだかなぁーって。

まだかなぁーって,,,ん,,,

 

「ああ,炊飯器のコンセント抜けてる。最悪。」

 

急いでいるのに,ご飯が炊けてない。

 

「昨日炊いておいてってお願いしたご飯,炊けてないよ」

って寝ぼけた彼氏に言うと,

 

「あ~まじ~?ショック,,,」って。

 

ごめんなさいがなかったことが異常なほどに気になって,

ささいなミスなのに黙って不機嫌な態度で怒ってるアピールをするという

なんとも面倒くさい攻撃をした。朝から。

 

不機嫌なまま,今日は彼氏より早く一人で家を出た。

家には可愛い女物の傘と,透明のビニール傘があるのだけれど,

私は透明なビニール傘を持って出た。

 

後から家を出た彼氏は女物の傘を持ったのだろうか,

それとも雨に濡れたのだろうか。

 

とてつもなくしょうもない意地悪である。

そしてこの意地悪に彼氏はおそらく気づかない。